共催団体「映演アニメユニオン」ご紹介

映画演劇アニメーションユニオン

映演アニメユニオンは、映像、演劇、アニメーションの現場で働くフリーランスのための組合です。映像業界は建設業界と並んで個人親方型契約労働者の発祥の地です。古くから監督・カメラマン・スクリプターなどのスタッフや俳優さんが「契約者」と呼ばれ、労働法の対象外にされてきました。


1986年ロケ中に過労死した瀬川カメラマンの労災申請が不受理となり、14年をこえる裁判を経て、高裁で労災認定の逆転判決を勝ち取りました。また映画「剣岳 点の記」の録音技師・斉藤さんの労働者性を巡っては、ユニオンの立場から長文のレポートを労基署に提出、労働者性の判断を勝ち取りました。


有期雇用の問題では、都労委でジャパン・ヴィステック松本さんの雇止め撤回命令を勝ち取り、実際に職場復帰を実現しました。下請けプロへの発注単価切り下げに反対して、民放労連と共同でキイ局要請行動を重ねています。


職場での日常要求実現フリーランスの仕事確保の要望に応えられる新しい発想での活動の確立が目下の課題です。


2010年11月3日の「フリーランス文化祭」では、


サブ会場(1-3)
14:50〜 17:10
「映像クリエーターの仕事と生活」
映画演劇アニメユニオンによる映像と製作者のトーク


の長丁場、上映や特殊な業界での事情を語るトークセッションなどで、ご活躍いただきます!